日本の労働関係法令は多岐にわたり、度重なる法改正により複雑なものとなっています。私たち社会保険労務士は、複雑な労働関係法令を理解・把握し、会社の法令遵守を強力に支援します。また、専門的な知識と経験を活かし、労働問題に関するご相談や具体的な解決策の提案、労働環境の改善まで、経営者・人事労務担当者の良きパートナーとしてサポートします。
労働・社会保険関係の帳簿類の整備は、企業運営の重要な一部です。企業は労働者名簿・賃金台帳・出勤簿を備え付けることが義務付けられています。また、2019年の法改正により年次有給休暇管理簿の備付も義務付けられました。これらの帳簿は5年間保存する必要があります。帳簿を整備することは法令遵守とともに労働環境の改善や人事戦略の策定にも役立ちます。私たち社会保険労務士は、これらの帳簿の整備と管理を専門的に支援します。
労働・社会保険関係の書類作成や提出は、時間と労力を要する作業です。労働・社会保険関係の手続きは制度の改正や様式の変更などもあり、理解し手続きを行うことは苦労を要します。また、法定の期限が設けられていることもあります。私たち社会保険労務士は、これらの業務を代行することで、手続き漏れや遅延なども防ぎ、経営者・人事労務担当者の負担を軽減します。
就業規則は、使用者と労働者の雇用における権利義務関係を明確にするための重要なものです。労働関係諸法令の改正や労働環境の変化に対応し就業規則を適切に整備し運用することは、労務関係リスクの予防として最も重要と言えます。私たち社会保険労務士は、労働関係諸法令や裁判例などの専門的な知識に基づき就業規則の作成と改定を支援します。
労務コンプライアンス調査とは、企業の労働関係諸法令の遵守状況を調査することをいいます。私たち社会保険労務士はこの調査を通じて、労務関係のリスクを特定し、労働時間・賃金・福利厚生などの領域における法令遵守の状況を詳細に分析し、問題があれば適切な改善策を提案します。問題点を明確にし改善を行っていくことで企業価値の向上につながります。
給与計算は、人事労務に関する中心的な業務の一つです。私たち社会保険労務士は、労働・社会保険諸法令に基づき、時間外労働・休日労働や社会保険料・労働保険料など様々な要素を考慮に入れた適切な計算を行います。日々の手続き業務と併せてご依頼いただくことで、正確かつ迅速な給与の計算を行うことができます。